型別に見るアフィリエイトサイト
2003.11.22
[ 考察 ]
ネットサーフィンをしているとGoogleの検索結果に必ずと言っていい程、アフィリエイトサイトが引っかかってきます。色々なアフィリエイトサイトを見ていると、このサイトって儲かってるの???なんて疑問に思うサイトがあったりしますね。そこでアフィリエイトサイトについて、どんな形態のサイトが売れるのかなど実践しながら考察してみました。
現状私が把握しているアフィリエイトサイトの型は大きく分けて5つ程でしょうか。勝手に分類させて頂くと
1.ショッピングモール型:ショッピングモールのように多分野の商品を取り扱うサイト
2.専門店型:特定分野の商品のみを扱うサイトで、メーカー別にページ分けしている
3.一枚ページ型:一枚ページにバナーやテキストリンクを一覧で貼り付けてあるサイト
4.解説型:特定分野の商品について詳しく解説してあるサイト、広告のみでなくコンテンツも充実してる
5.メルマガ型:メールマガジンを中心に広告展開しているサイト
とまあ、こんな感じで捉えています。
ショッピングモール型のサイトは言わずと知れた定番アフィリエイトサイトですね。ページ数が数百ページにもおよび、トップページのアクセスはそれ程多くはないのですが、各ページ毎にSEOが施されていることで、各ページがヒットするという形態のものです。この形態のサイトは非常によく売れるみたいです。
専門型もショッピングモール型と同じく、扱う商品は特定分野のものになりますが各ページがヒットするようにSEOされており、ショッピングモール型よりもコアなユーザーをターゲットとする場合に向いていると言えます。
一枚ページ型は「広告=コンテンツ」という形態である為、いかに多くの広告を載せてユーザーが一覧から探しやすくするかがポイントになっています。言わばネットサーフィンするユーザーを交通整理するという役割サイトみたいな感じでしょうか。
解説型は単に広告中心のサイトではなく、コンテンツも充実させてユーザーに対して広告以外の役立つ情報を提供しているサイトです。
メールマガジン型、これは私もまだ勉強不足なのですが、Webサイト自体はホント飾り程度に用意しているだけで、中心はメルマガにより会員を集めて懸賞への申込み獲得などにより、収入を得ているケースが多いみたいです。稼いでる人によってはメルマガの会員数は数十万人にもおよんでいます。
私は現在、3.一枚ページ型と4.解説型のサイトを運営しています。運営してみて分かったのですが、3と4のサイトのコンバージョン率はほぼ同じという結果になってることですね。まあアクセス数とアクセスの質などによっても異なるので、一概にどちらの型のコンバージョン率がいいとは言えないところですが、とにかくどちらも良く売れるというのが私の感想です。
作る手間を考えたらやっぱり一枚ページ型がいいのかなとも思いますが、ここで一つ興味深い事象としては、ASPによって、最初に誘導(クリック)したアフィリエイトが有効なASPと最後に誘導したアフィリエイトが有効なASPがありますが、4.解説型のサイトの場合、後者のASPでの売上が格段に良いことです。まあ当たり前なことなのですが、解説型サイトの場合リピートしてくれる確率が増えるということになりますでしょうか。ただ後者のASPを利用してないとしても「リピート」を心がけるサイト構成は一考してみる価値はあるかと思います。
“有効”なアクセスがあるのに売上が伸び悩んでるアフィリエイトサイトなどは「リピート」を考慮したコンテンツ作りを心がけてみてはいかがでしょうか。
実際にはサイトの型のみで売れる売れないが決まるというよりは、Googleのキーワード対策など、多くの要因によって決まってきますが、ユーザーの行動を考えたときにサイトの作り次第でコンバージョン率がかなり違ってくるのものと考えます。
Posted by joker at 22:05 | Permalink
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